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ごあいさつ

皆様もご存知のとおり、2030年には団塊の世代が75歳以上になる超高齢時代に突入いたします。病院で最期を迎えることができない高齢者が50%になるといわれております。また、そのころには現在現役で診療されているベテランの先生方も引退し、在宅医療を行う医療機関が足りなくなることが想定されております。現在も一部の医療機関が在宅医療を行っておりますが、慢性的な人材不足などで、拡大も頭打ちになりつつあります。一方で、外来診療でも高齢者は車椅子で来院することが増えたり、1人で通院困難になったり、今後は高齢者の外来受診は困難になることが予想されます。そこで、現在開業されている先生方に、訪問診療を少しでも開業していただき、訪問診療の需要に応えていただきたく思う所存でございます。
私たちは、そんな外来診療中心の医療機関様に、訪問診療への推進をしていくべく、設立させていただきました。

代表理事

大内 祥吾

スタッフブログ

2018/10/1
弊社では、関東一円にてターミナルケアなどの在宅診療に力を入れているクリニックによるネットワークをご提供しています。
在宅診療、訪問看護、訪問歯科につき、ご希望のエリア、症状等是非お気軽にご相談ください。
2018/5/29
「口の中も夏バテする」
気象庁によると今年も猛暑になる見込みのようです。これから梅雨を迎えるにあたって、雨の日と晴れの日の温度差と湿度に気を付ける必要がありそうです。エアコンを正しく使って熱中症を予防するのも勿論大切ですが、熱中症にならなくても口の中も夏バテするってご存知でしたか?
 夏バテとは暑さにより、自律神経が正常に機能しづらくなったことで引き起こされる症状です。室内と外の温度差が開き過ぎ、体がついていかないことも倦怠感や体調不良の一因になります。また、免疫力の低下も起こるようになり、以下の3つのような症状が「口の中の夏バテ」として挙げられます。

1つ目は口臭がきつくなりやすくなります。口臭の主な原因は、舌に汚れが溜まってできた白い汚れのような見た目の舌苔(ぜったい)にあります。臭いがキツくなるのは、舌苔で繁殖した菌によって発生する、硫化水素の腐ったようなニオイのせいです。普段は、唾液の自浄作用によって、ある程度は菌の繁殖が抑えられています。しかし、夏は汗をかくことで体内の水分が不足しやすく、唾液の分泌量が減りがちに。つまり、夏バテにより発生する「免疫力の低下」と「唾液の自浄作用の低下」という2つの原因で、口の中の菌が繁殖してしまう危険があるのです。

2つ目は歯周病と虫歯の悪化で、他の菌たちと同様に、もともと口の中にいた歯周病菌・虫歯菌も元気になってしまうからです。ですが、ほとんどの人は歯周病になっても自覚症状がありません。そのため、夏場に気付かないうちに歯周病・虫歯が進行してしまうケースも少なくないそうです。

3つ目は炎症です。歯科領域で有名な炎症は、歯周病や歯肉炎、歯の神経が炎症を起こす歯髄炎等です。痛みが強い場合は痛み止めを服用してもらい、同時に感染している細菌を殺すために抗生物質も服用も必要になる場合があります。

高齢になると免疫力の低下は避けては通れない問題です。特に昨今の夏の暑さは異常ですから、昔の夏と同じと思って油断していると、気づいたら思いもよらない病気になってしまうことも。食欲の落ちる季節ではありますが、訪問歯科を受診してしっかりと食事を摂れるようにしたいですね。
2017/12/15
年の瀬も迫って参りましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
今年も残すところ16日になりましたが、皆様は、ご家庭でお正月のおせち料理をお作りになられていますでしょうか。
おせち料理は、「めでたさを重ねる」という意味で重箱に詰められます。各段ごとに詰める料理が異なり、「この段にはこれを詰める」というルールがありますのをご存知でしたでしょうか。
重箱の基本は五段重ねですが、最近は三段重ねが多いようです。
地方やしきたりによって詰め方は異なるようですが、ここでは三段重での代表的な詰め方についてご紹介します。

・一段目:祝い肴、口取り
・二段目:酢の物、焼き物
・三段目:煮物

一段目の祝い肴とは、黒豆・数の子・田作りの3品であり、おせち料理には欠かすことのできないものと言われています。そして、口取りとは、伊達巻・栗きんとん・昆布巻き、紅白かまぼこなどを指しているようです。
二段目の酢の物とは、たたきごぼう・酢だこ・しめ鯖・小魚の南蛮漬けなどが相当します。
また、焼き物には、ブリの照り焼き・鯛の塩焼き・海老のうま煮などが該当するようです。
最後に三段目の煮物には、昆布・里芋・れんこん・にんじん。こんにゃく・ごぼう・しいたけ・たけのこ・がんもどき等が当てはまるようです。
おせち料理は一年間を心身ともに平和に過ごせるよう願われた食べ物ですので、美味しく噛みしめられるよう、師走でお忙しいと思いますが、年末年始休暇の前の歯科定期健診をお勧め致します!!

師走【しわす】とは
陰暦もしくは、大陽暦の12月の異名。諸説ある由来の中でよく言われるのが、年末である12月は、師匠の僧がお経をあげるために、忙しく東西を馳(は)せる月であるというもの。
また、一年の最後で今年のうちにやるべき事は、全部やりとげる月と言う意味で「為果つ(しはつ)」が元になっている、とも。
2017/10/27
肺疾患防ぎ健康寿命を延ばそう 有効な口腔内衛生やワクチン接種
昭和30~40年代から日本人の平均寿命は飛躍的に伸び、2016年版の世界保健統計によると83・7歳(男性80・5歳、女性86・8歳)で、世界一の長寿大国となりました。しかし、最近はただ長生きするだけが良いことなのか? という観点から健康寿命が注目されています。
健康寿命の定義は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」であり、平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。日本は健康寿命も世界一なのですが、平均寿命の伸びに追いついておらず要介護状態の期間が長くなってきているのが問題です。
ちなみに岡山県の平均寿命は10年の統計で男性79・77歳で全国15位、女性86・93歳で8位と上位に付けていますが、健康寿命の平均は男性69・66歳で全国41位、女性73・48歳で同29位と健康寿命が短く、男性は約10年、女性は約13年半ほど要介護状態で余生を過ごす事になります。
健康寿命の短縮原因として「不健康な食生活」「高血圧」「喫煙」「肥満」「糖尿病」が挙げられます。これらの生活習慣は脳卒中のリスクファクターであるため、脳梗塞・脳出血で要介護・寝たきりになる確率が上がります。
この中で喫煙はCOPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)を引き起こし、呼吸困難感による活動性の低下から健康寿命の短縮の原因となります。COPDは思いっきり息を吐くときに十分息が吐ききれなくなる病気を総称して言います。具体的には肺気腫や慢性気管支炎が該当し、肺気腫の患者さんが肺炎になると治癒するにしても、肺気腫がない人と比べて倍ぐらいの期間が必要になり、治癒が遅れるのに伴い死亡率も上がります。
肺炎を起こすと治っても呼吸障害を残すことがあり、特にCOPDを併発している人は肺炎や気管支炎の罹患(りかん)を機に呼吸障害が悪化し介護度が上がることがよくみられます。そのために肺炎の予防が必要となりますが、そのためには、うがい・手洗い・マスクといった病原菌の侵入を防ぐことや、口腔(こうくう)内衛生の維持・歯(入れ歯)のメンテナンスが挙げられます。
それに加え肺炎球菌ワクチンの接種もお勧めしたいところです。テレビなどで宣伝しているワクチンは23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(ニューモバックス)というワクチンで5年間有効です。14年から定期接種になったので65歳以上で5の倍数の年齢の方は接種費用の減免を受けることができます(対象年齢でなくても65歳以上なら自費で接種可能です)。最近は肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー13)も認可されておりニューモバックスと比べ免疫をより効率よく誘導できるようになっています。減免制度がなく1万2千円程度と高価ですが、お財布に余裕があるならニューモバックスと併用しておきたいワクチンです。
病院に行かないことを自慢する方がいますが、うまく病院を使って病気を予防して、健康寿命を伸ばすことがこれからさらに重要になると思います。
2017/08/16
~歯と気圧のお話~
お盆を過ぎ暑い夏も残りあと僅か。これから台風の多い秋へと季節が移っていきます。
ところで昔から「古傷が痛むと雨が降る」といわれますが、天気が悪く歯が痛く感じたことはありませんか?
歯科では「航空(気圧)性歯痛」といいます。今回は気圧の変化によって歯の痛むメカニズムや予防法についてご紹介致しましょう。
「気圧の変化」といえば、高層ビルのエレベーターや飛行機内で耳がキーンとなる事、高い山に登った時にお菓子の袋がぱんぱんになるといったお話しを聞いたり経験されたことはないでしょうか?実は歯の中でも同じようなことが起こっているのです。
歯の中には神経の通っている空洞があり、鼻の両サイドには上顎洞と呼ばれる空洞があります。これらの空洞は通常外の気圧と等しくなっています。しかし、急激に外の気圧が下がると変化に対応できずに圧がかかり、一時的に痛みがでてしまうことがあります。
健康な歯や適切に処置された歯には起こりにくく、激しく歯が痛む場合は虫歯であることがほとんどです。また、慢性の炎症があると急性化することもあります。
予防策としては、虫歯や歯周病の予防・治療をおこなって頂く事。また、睡眠不足や体力が低下しているときに歯の痛みは起こりやすいので日頃から体調管理に気をつけて下さい。
これからの季節、虫歯や治療途中の歯がある方は痛みの出てしまう前に早めに歯科治療を受けて頂く事をお勧め致します。
2017/06/15
春はすっかり通り過ぎて梅雨の季節。初夏の真ん中といった感じでしょうか?
長雨も作物にとっては恵みの雨です。そう思って前向きに辛抱したいですね。
さて、暑くてじめじめとしたこの時期は食中毒にも気を付けましょう。
食中毒を防ぐための3原則ですが
①「菌を増やさないこと」
②「菌をつけないこと」
③「殺菌をすること」です。
お口の中の菌を増やさないようにして、食中毒のリスクを減らすためにも、口腔ケアは大切です。
梅雨寒がお体に障らないようくれぐれもご自愛ください。
2017/05/21
内視鏡認定講座開催の様子
5月21日に行われた講座の様子をアップしました。 →こちら
2017/04/16
内視鏡認定講座開催の様子
4月16日に行われた講座の様子をアップしました。 →こちら
2017/04/12
歯の健康診断について
桜が満開の季節を迎えましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
4月は新年度、気持ちを一新にして何事もスタートできる時期ですね。
そこで訪問歯科を展開する在宅医療協会では歯、口腔内の健康診断(無料検診)を推奨しております。暖かくなったこの時期に是非一度、ご自身の歯、口腔内のチェックをしてみては如何でしょうか。お時間は5~10分程度でございます。
歯科医師、歯科衛生士がご自宅、ご施設に伺いお口のなか状態を説明させて頂きながら検診を行いその後の口腔衛生管理に繋がる指導を実施しております。
入れ歯・虫歯・歯周病をはじめ口腔体操、健口体操、舌運動、姿勢、摂食、嚥下、誤嚥性肺炎、窒息などについて分かりやすい説明を心掛け指導いたします。
これからも地域に根付いた安心できるサービスの提供と皆さまのお役に立てるよう日々、歯科医師、歯科衛生士が診療に伺っております。
2017/03/26
内視鏡認定講座開催の様子
3月26日に行われた講座の様子をアップしました。 →こちら
2017/03/13
再度、口腔ケアの必要性について
口腔ケアの必要性は言うまでも有りませんが、要介護者の場合は特に口腔内細菌と内科疾患との関連性や咀嚼機能と老化・痴呆との関連性などが言われています。口腔環境の悪化は
1.誤嚥性肺炎
2.感染性心内膜炎、敗血症
3.虚血性心疾患
4.糖尿病
といった全身疾患につながる恐れがあります。
■口腔ケアの目的
 老化・痴呆の防止、全身的な健康維持などQOLの向上に役立ちます。
■口腔ケアの意義
【食生活に関与】栄養の摂取に留まらず味覚を通じて生き甲斐に大きく関わります。
【骨や筋肉のバランスに関与】噛む力の低下は顎の縮退や歯並びの悪化を招きむし歯の誘因となります。
【老化を防止】噛むことは老化防止につながります。
【運動能力を高める】噛むことは運動能力や身体の平衡感覚の維持向上につながります。
■口腔ケアの効果
【口腔感染症の予防】
【口腔機能の維持・回復】咀嚼機能、摂食・嚥下障害の改善、口腔機能の低下や廃用症候群の予防。
【全身感染症の予防】口の中の細菌の数を減少させ、全身感染症の予防をはかる。
【全身状態やQOLの向上】経口摂食を促し低栄養や脱水の予防、体力回復や意欲向上、全身状態の改善。
【コミュニケーション機能の回復】構音機能の維持・回復によりコミュニケーション機能を回復。
2017/02/16
口腔内の老化現象について
体のほかの部分と同じように、口の中にもさまざまな老化現象が起こっています。
唾液の分泌 量の減少、歯の摩耗、歯茎のやせ、あごや舌の運動機能の低下などによって、高齢者の口の中はトラブルを抱えやすくなっています。
多かれ少なかれ、高齢者は口の中にはなんらかのトラブルがあるといっても過言ではありません。
特に介護が必要な高齢者の場合、他人の口の中はなかなかのぞきにくいために、状態が把握しづらいもの。
けれども、気づかずに放っておけば、トラブルは大きくなり、食べたり話したりという口の機能が衰えたり、体力が低下したりします。
●高齢者に多い口のトラブル
・むし歯
・歯石、歯垢
・歯周病
・口内炎
・入れ歯が合わない
・舌苔
・ドライマウス
・きつい口臭
など
歯磨きは本人にまかせきりだったり、後回しになったりしがちですが、口腔ケアをしっかり行い、お口のトラブルを軽減させる様にしていきましょう。
2017/01/13
高齢者の見守りサービスとは
介護における仕事のひとつに「見守り」があるのはご存知でしょうか?例えば、食堂での食事中、自由時間、就寝後など、日々の生活の中で常に行われている仕事です。見守りは、ただ見ているだけでは成り立たないのが難しいところです。どこまで見守り、どこから手を差し伸べるかの判断も介護をする人によって異なります。監視と違うところは、先回りして危険を取り除くことや、助けを必要としている人はいないか見守りながら、「利用者と直接コミュニケーションを取ること」です。見守りは、施設内にいる利用者だけではなく、近隣の地域までエリアを広げ、昼夜問わず利用者の安全を守るために大切な仕事なのです。

在宅での見守りサービス

高齢化が進む現代において、高齢者の1人暮らしは珍しいことではありません。しかし歳をとった親のお世話をしたいと思いつつ、次のような理由で一緒に住めずに遠くから心配している人は多く見られます。

・自分の家庭がある
・転勤が多い
・本人が今まで住んでいた場所を離れたくない

離れている家族が一番心配なのは、元気に暮らしているかどうかの安否でしょう。そこで、「高齢者の見守りサービス」が注目されています。
「見守りサービス」は、現在さまざまな企業によって取り組まれています。これは端的に言うと、遠くにいる家族に代わって1人暮らしの高齢者を見守るサービスです。基本的な内容は、高齢者の安否確認や安全確保、さらには緊急時における適切な対応など。ただし、提供する企業によってそれぞれ特色があります。
私たちは、訪問歯科診療という立場から、診療だけではなく見守りをこれからも行っていく使命感を持つべきです。
もちろん、私たちの仕事は医療行為であり、治療を行うことが第一義です。また、看護士、ヘルパー、ケアマネージャーなど、さまざまな方たちが患者様に関わっており、私たちのできることはとても限られていると思っております。
それでも、些細なことでも良いので、訪問にうかがった際気づいたことは必ずケマネージャーに連絡します。小さなことが後に大きな変化になることも考えられますので、医療スタッフには気になった患者様やその状態について日々確認し、聞いております。
私たちのできることは小さなことかもしれませんが、患者様、ご家族、その方に関わっている介護サービス提供者の人たちにとって必ず、お役に立てることもあるだろうと考え、そのことをスタッフみんなの共通認識としております。
私も自分が患者様を紹介していただいたケアマネージャーに「○○さん宅に訪問に伺った際いつもとご様子が違いました」「□□さん熱っぽく元気がありませんでしたよ」とか伝えると喜ばれますし、その患者様のためにすぐ対応しようと動き出す、ということがありました。伝えて良かったと思う瞬間です。
結果としてですが、ただの訪問歯科ではなく、患者様、ご利用者様のことをきちんと考えている歯科であると認識されれば、私たちの患者様も増えていきます。
こういったことを、訪問歯科診療に携わる人々に伝え、医療・介護の両面から関われますし、世の中においてとても意義のある仕事だと思ってもらえるように、日々勤めたいと思います。
2016/12/06
急速に加速しつつある少子高齢化社会において
急速に加速しつつある少子高齢化社会において、在宅医療のニーズが増大しています。在宅医療のメリット・デメリットはどこにあるのでしょうか。

在宅医療と往診は別のものとして区別される
在宅医療とは、医師や看護師、理学療法士などの医療従事者が、自宅や老人福祉施設などの患者の住まいを訪問して行う医療活動のことです。
では、在宅医療と往診の違いはどこにあるのでしょうか。まず往診は、患者側の要求により患者の居宅に医師などが不定期に出向いて診察や治療を行うことを指します。そして在宅医療は、計画にもとづいて定期的に訪問し、治療や経過観察をする医療行為のことを言います。在宅医療には、医師が訪問して診察や経過観察を行う訪問診療、看護師が訪問してケアを行う訪問看護、理学療法士や作業療法士が行う訪問リハビリテーションなどが含まれます。

在宅医療のメリットは住み慣れた環境で療養できること
患者さんにとって在宅医療のいちばんのメリットは、住み慣れた環境で療養ができるという点です。入院治療は他人と生活しなければならない環境のほかに、患者さんの日常生活においてもさまざまな制限を伴います。しかし、自宅などの住み慣れた環境で療養を行うことで、自分らしい普段の生活をすることが可能です。
病院で生活するよりも精神的にも安定するため、入院中は不眠だった患者さんも在宅医療を始めるとよく眠れるようになったり、食欲が増したりするなど治療にもよい効果が期待できます。
また、費用面においても、一般的に入院治療を継続するよりも在宅医療の方が安くなります。

デメリットは家族の負担が大きくなること
一方、在宅医療のデメリットとして、患者の家族の負担が大きくなる点が挙げられます。入院治療では日常のケアを看護師が行いますが、在宅医療の場合は食事や服薬の世話まで家族がサポートしなければならないケースもあります。
また、在宅医療は家族の協力が不可欠です。そのため、ひとり暮らしの高齢者などの場合はどうしても在宅医療を続けるには限界があります。
緊急時の不安が大きい点もデメリットのひとつです。入院治療ではスタッフも機材もそろっているため、緊急時にもすぐに対応することが可能ですが、在宅医療だと迅速な処置が難しくなります。かかりつけ医と連携できる体制で療養することと、24時間対応の訪問看護サービスを活用して、万が一のリスクに備える工夫が求められます。
今後加速する少子高齢化社会には在宅医療が不可欠になってきます。しかし、在宅医療を普及させるためには、在宅医療のデメリットである家族の負担や不安をいかにして減らすかが重要になってくるでしょう。
2016/10/19
在宅医療の現状

近年、厚生労働省から発表のあった在宅医療のレポートでは地域によって在宅医療を行っている箇所とそうでない箇所の差が非常に大きいという報告がなされました。
関東、関西圏ではまだまだ件数こそ足りないものの、徐々に増えつつある傾向にあります。
ですがその他の地域では在宅医療を行っている先生も少なく満足に在宅医療を受けられない現実があります。

そんな中、今医療と介護の業界で提唱されているのが「地域包括ケアシステム」です。
2025年には団塊の世代が満65歳を迎え高齢化に拍車がかかると言われています。
それまでに医療、介護を近隣の事業所で完結できるようなシステムを構築しようというのが地域包括ケアシステムです。
これにより異業種間での連携が保たれるようになり、1人1人の方がより良いサービスを受けられる事が最大のメリットです。
しかし、まだまだ医療と介護の事業者が少ないのが実情です。
来るべき2025年向け、現状を改善できるよう、我々も日々励まなければと思う次第です。

2016/10/18
弊社医療サイトをオープンしました!ぜひご覧ください。

医療求人情報サイト メディワーク https://medi-work.jp/
医療系居抜き情報サイト 医療の居抜きドットコム https://iryo-inuki.com/

2016/09/01
在宅医療への志

当協会では、在宅医療を推進するために、医療機関の方々のお手伝いをさせていただいております。そういった医療機関の方々と接していますと、その志の高さに尊さを感じずにはいられません。 
医療従事者ではない私から見ますと、診療機器が揃い、環境の整った外来で診療をしていた方が楽だろうなと思います。また、要介護者の患者様の中には、お一人で生活されてる方も多く、ご自宅があまり衛生的ではない患者様もいらっしゃいます。そして、認知症の患者様とは、コミュニケーションも十分に取れません。
では、なぜ在宅医療に出られるようになったのでしょうか?先生方にお話しを伺うと様々なお答えをいただきます。
「他の人がやりたがらないことをするのが、私の役目だと思っている。」
「実の祖母の介護経験から在宅医療の必要性に気づいたのです。」
「長い間、通院していた患者さんが歩行困難になり、家族に相談され、訪問診療に出るようになった。」
「後継者の育成が出来てきて、社会的も求められている訪問診療を始めた。特に、これまで自分を育てくれた地域の方々に貢献できることにとてもやりがいを感じている。」
こういったお話しをしてくださる先生方と共に在宅医療に取り組めることは、我々にとってとても有り難いことです。残暑が厳しい中、業務に追われていると目の前のことにとらわれがちになります。そんな時にこそ、先生方のお話しを噛みしめ、少しでも同じ志を持てるようにと励んでおります。

2016/08/01
訪問診療の一コマ
平成28年7月某日
訪問歯科診療のため都内を走行する車内の歯科医師F(助手席)と医療コーディネーターT(運転席)との会話の様子・・。
F「T君、次の患者様の自宅は**区のどこらへんだったかな・・?」
T「ええと、**区の**あたりですが、先ほどカーナビに住所を入力しましたので、多分この調子ですと、あと10分程度で無事に目的地に到着すると思います・・。
それにしても今日は暑いですね・・そういえばF先生、見たところ飲み物持っておられないようですが大丈夫ですか?
もし必要でしたら近くのコンビニに寄りますけれども・・?。」
F「ああ、どうもありがとう。
しかし今はまだ大丈夫だよ、次の患者様の診療を終えたらどこかに寄って飲み物でも買いましょう・・。
それでも最近、私はエアロビクスに凝っているけれども、これくらいではまだそこまで渇きはおぼえないですね・・。」
T「・・F先生エアロビクスをされているのですか・・それはお元気なわけですね(笑)。
しかし、失礼ですがF先生くらいの御年齢で比較的軽快なフットワークが要求される訪問歯科診療に従事されている方はあまり多くないのではないかと思いますが・・。」
F「うん、私の場合、どちらかというと外で動いていたいという願望があるからね(笑)。
だから、こうした訪問歯科診療も運動を兼ねていて多分性格に合っているのだと思うよ。
・・いや、それでも昔はもっとフットワークが良かったのだけれどもね・・。」
T「いえいえ、F先生、現在でも訪問診療に従事されているというだけでも十分にお若いと思いますよ・・(笑)。
しかし昔のフットワークが良かった頃は一体どのような訪問診療をなさっていたのですか?」
F「うん、ちょっと前までは**県をオートバイに診療器具を積み移動して訪問診療をしていましたね・・。」
T「・・はあ、それはたしかにすごいと思いますけれども、何がそこまでしてF先生を訪問診療に向かわせているのですか?」
F「ああ、訪問診療に出ると、色々な状況があるからね、普通一般的な外来の診療とは違う制限された状況の中で、どうすれば私なりに一番良い診療が出来るかと色々考えるのはアタマの体操になるし、あと手先や視点の動き、手の置き場などを少し変えなければならないのもなかなか刺激になるよね(笑)。 」
まあ、その一方で、最近は色々な診療器具も発達してきているようだけれども・・。」
T「・・多分F先生のような歯科医師は現在のところあまり多くはいないと思いますけれども、もしかしたら訪問診療に向いているのかもしれませんね(笑)。
また、高齢化が進み在宅医療の必要性が高まっている現在の状況ではF先生のようにフットワークが軽く、診療に熱意を持つ先生方がもっと多くいらしたら良いのでしょうね。」
F「ええ、まあそうですけれど、こういったものは向き不向きもあると思うからね・・なかなか難しいのではないかな・・。
制度的にそういった医療人材を作りだすのは。
その点、私が歯科大の学生の頃は歯科でもいろいろ黎明期のものがあってね、そういう先生の講義や話は聞いていてなんだかとても面白かったね(笑)。 」
T「はあ、それは現在のF先生の話しぶりからでも伝わってきます(笑)。
また、もしかしたら現在のF先生ご自身が、そうした歯科分野の黎明期を担っているのかもしれませんね。」
F「いや、そこまで大層なものではないと思うけれども、しかし、これも一つの歯科医療の先端だと思うからね。
少なくともやりがいはあるよ。
おっと、そこを右に曲がったらじきに目的地に着くのじゃないかな?」
T「あ、そうでした。これは失礼しました。」
2016/07/13
高齢化の進む現代社会において
高齢化の進む現代社会において、人々の健康的な生活を維持、改善を目的とする医療全般が特に注目を集めております。
そして、その更なる進化発展もまた望まれています。
そのような状況のなか、歯科医療の果たす役割も決して小さなものではありません。
具体的なものとして、摂食・嚥下機能の状態を検査、診断する嚥下内視鏡検査が挙げられます。摂食・嚥下といいますと何やら難しそうな言葉ですが、大まかには、食べ物を食べ、飲み込むことであると思っていただければ大丈夫です。
さて、ヒトは年を重ねるにつれ、どうしても身体の機能が低下してしまいます。
その中に食べ物を食べ、飲み込み機能が含まれることが多くあります。
そして、そのような状態で食べ物を食べますと、食べ物がうまく食道に入らず、となりにある気管に入ってしまい肺炎の原因となることがあります。
これは誤嚥性肺炎といい、この疾患は現在我が国の御高齢の方々における多くの直接的な死亡原因となっております。
そのため、この疾患を防ぐことは、より多くの方々が健康で長生きすることにつながるものであるといえます。
そこでさきほどの嚥下内視鏡検査ですが、これは患者様の食べ物を飲み込む機能を直径3㎜程度のチューブ先端に取り付けられた内視鏡を鼻の穴から挿入して観察することにより、その機能、状態を検査することを目的としています。
そして、この検査で得られた情報に基づき、各患者様ごとの摂食・嚥下リハビリテーションの計画が立てられ、実施されます。
この摂食・嚥下リハビリテーションによって多くの患者様の誤嚥性肺炎を防ぐことに寄与できることは仕事のやりがいを感じ、また患者様がリハビリテーションによって好きな食べ物を再び召しあがることができるようになったとご家族からお聞きした時などは、それ以上にうれしく思い、やりがいを感じます。
2016/06/01
介護保険請求はどのようにするのか?その2
こんにちは在宅医療協会の高橋です。
前回のつづきになります。
医療機関の皆様は、レセプトコンピューターを使用しているかと思います。
訪問診療に欠かせないのが介護請求です。
現在使用しているレセプトコンピューターに介護保険請求の機能があれば、それで解決します。
しかし、介護保険請求の機能がない場合は、高額な費用をかけてバージョンアップをしなければなりません。
訪問診療を開始されたばかりの医院様には、大きな初期投資になってしまいます。

そこで、初期費用を少なくする方法の一つとして、クラウドタイプの介護請求ソフトの導入があります。
この場合、月額費用が約5000円程度で伝送やインターネット請求に対応するフルスペックの介護請求ができます。
代表的なものとして「カイポケ」などがあります。
ある程度、訪問診療が増えてきた段階で、医院様のレセプトコンピューターをバージョンアップされることをお勧めいたします。
ぜひご検討ください。
2016/04/22
介護保険請求はどのようにするのか?
初めてまして、在宅医療協会の高橋でございます。私は、これまで歯科診療所で事務長をしていた経験を生かし、訪問診療をこれから始めたい先生のお力になりたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
在宅において、高齢者の訪問診療に欠かせないのが、介護保険の請求です。
医療機関では、居宅療養管理指導が該当します。
介護保険を請求するには、介護事業者番号が必要になりますが、皆様はご存知でしょうか。指定通知書がお手元に届くタイミングのすこし後に都道府県から介護事業者の指定通知書が届きます。
もし紛失していたとしても、ご安心ください。辞退をしていなければ指定はされております。
番号も「都道府県番号(埼玉県なら11など)、事業者区分(医科1、歯科3、薬局4)、医療機関コード」になります。詳しくは、以外のリンクをご覧ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0603/shinsei-tetsuduki/minashi-shitei.html
医療の居抜きドットコム
メディワーク